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本ページでは、エレクタ製品に関連した学術論文を毎月ご紹介しています。また、その月に紹介された論文は「新着」というグループで確認できます。

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新着

qa

"Simulated error training for the physics plan and chart review."

Johnson, Perry B., et al.
Medical Physics (2024).
Doi:https://doi.org/10.1002/mp.17051
Keyword: proknow
このプロジェクトでは、医学物理士が計画書やカルテのレビューを練習するためのトレーニングデータセットを開発することを目的としています。Elekta ProKnowプラットフォームを使用して、AAPMタスクグループ275によるリスクアセスメントを基に、様々なエラーを含むデータセットが作成され、利用可能です。20のデータセットには、110のエラーが含まれており、2021年のAAPM総会でのワークショップで試験的に実施されました。参加者の大多数が、トレーニングツールとしての有効性に同意し、今後も使用する意向を示しました。プロジェクトは、新しい治療法や技術を含むデータセットの拡張を目指しています。
掲載日: 2024/04/23

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“Surface-guided radiotherapy improves rotational accuracy in gynecological cancer patients.”

Reports of practical oncology and radiotherapy : journal of Greatpoland Cancer Center in Poznan and Polish Society of Radiation Oncologyvol. 28,6 764-771. 16 Feb. 2024,
doi:10.5603/rpor.98733
婦人科系がんの治療においてCatalystを使用すると、皮膚マーカーおよびレーザーによる位置決め方法と比較して回転の不確かさが減少することを示しています。皮膚マーカーおよびレーザーの代替としてCatalystを用いた位置決めの主な利点は、ピッチのずれが小さいことであり、特にターゲットにリンパ節を含める場合、ターゲット周辺部における位置精度の改善につながる可能性があることを報告しています。
掲載日: 2024/04/22

unity

Experimental determination of magnetic field quality conversion factors for eleven ionization chambers in 1.5 T and 0.35 T MR-linac systems

Nathan Orlando、Jennie Crosby、 Carri Glide-Hurst、Wesley Culberson、Brian Keller、 Arman Sarfehnia
Medical Physics published by Wiley Periodicals LLC on behalf of American Association of Physicists in Medicine.
Keyword: ionization-chamber, kb, q, magnetic-field-correction-factor, magnetic-field-quality-conversion-factor, mr-guided-radiotherapy, mr-linac, reference-dosimetry
この論文は、MR誘導放射線治療システムにおける電離箱の応答に対する磁場の影響を測定する研究について述べています。磁場品質換算係数kB,Qを用いて、11種類のイオンチェンバーの性能を評価しました。結果は、磁場に対して平行な方向での出力校正が最適であることを示しました。また、本研究は、MRリニアックビームにおけるチャンバー性能の実験的特性評価の先駆けとなりました。
掲載日: 2024/04/18

unity

Quantifying uncertainties associated with reference dosimetry in an MR‐Linac

Iakovenko, Viktor, et al.
Journal of Applied Clinical Medical Physics(2023): e14087
Keyword: ionization-chamber, magnetic-field, mr-linac, mrgrt, reference-dosimetry, uncer-tainty-budget, uncertainties
MR-Linacでの基準線量測定における不確かさの主な原因を特定し定量化するために、TG-51プロトコルに基づいた形式論を用いた。1.5T MR-Linacで複数の電離箱の応答を測定し、チャンバーのセットアップや磁場の方向による影響を評価した。ビーム品質の長期的な安定性と装置間の一致性も確認した。結果として、MR-Linacの基準線量の不確かさは、従来のリニアックと比較して大きくなることが分かった。この研究の結果は、MR-Linacの参照線量測定のガイドラインやプロトコルの策定に役立つと考えられる
掲載日: 2024/04/18

unity

"Stereotactic Body Radiotherapy of Central Lung Tumours using a 1.5 T MR-linac: first clinical experiences."

Merckel, L. G., et al.
Clinical and Translational Radiation Oncology (2024): 100744.
Doi:https://doi.org/10.1016/j.ctro.2024.100744
Keyword: (ultra)central-lung-tumor, mr-linac, sbrt
この論文では、Unityを使用した中心性肺腫瘍の定位体放射線治療(SBRT)の臨床経験を報告しています。10人の患者が60Gyを8または12分割で治療を行っています。治療室滞在時間中央値は41分、ビームオン時間中央値は8.9分であり、グレード3以上の急性毒性は認められませんでした。適応計画ではITVカバー率は52%で同等、34%で改善し、OARの制約を満たすために適応した結果、14%の症例でITVのカバー率が低下しました。この研究は、MRガイド下の中心性肺腫瘍のSBRTの実行可能性について述べています。
掲載日: 2024/04/18

unity

"Prospective evaluation of patient-reported anxiety and experiences with adaptive radiation therapy on an MR-linac."

Moreira, Amanda, et al.
Technical Innovations & Patient Support in Radiation Oncology (2024): 100240.
Doi:https://doi.org/10.1016/j.tipsro.2024.100240
Keyword: adaptive-radiotherapy, anxiety-patient-experience, mr-linac
この研究では、Unityを導入し、治療を行った患者の経験を評価しています。MRの適格性と閉所恐怖症について事前にスクリーニングされた患者205人に対して行われ、骨盤と腹部の治療に分類し、1回の治療時間の中央値はそれぞれ46分と66分であった。結果として、比較的長い治療時間ですが、全患者がMRに関連した不安を低く抑え、計画通りに治療を完了でき、Unityにおけるがん治療に高い満足感を示していたと述べられております。
掲載日: 2024/04/18