Hope

エレクタはがん治療の最前線にいる医療従事者の皆さまに、革新的で多様性のあるソリューションをお届けしています。複雑化するがん治療の現場に求められるニーズに的確に対応し、日本独自の要望をもとにした開発にも取り組みながら、放射線治療に携わる皆さまに必要とされる製品をご提供しています。

今年のJASTRO（日本放射線腫瘍学会第35回学術大会）では、放射線治療における幅広いポートフォリオを皆さまにご紹介させて頂きます。

Elekta Harmony^ⅰ

“Perfect Balance”をテーマに、汎用から高精度治療まで幅広く対応する、新しいコンセプトリニアックです。当社では初めてとなる情報システムとの統合や、固定具および顔照合機能を実現し、これからの放射線治療に求められる注目の製品としてご期待を頂いています。

Elekta Unity^ⅱ

Elekta Unityは、高磁場1.5テスラMRIと、高精度デジタルリニアックが一体化した放射線治療機器です。高磁場MRIによって治療直前および照射中に患部を可視化できるため、リアルタイムで腫瘍と重要臓器の位置や輪郭をより正確に把握して、日々の状況に適応させた照射が可能となります。また軟部組織を鮮明に可視化できるため、従来のCT画像によるIGRTでは困難であった部位に対しても放射線治療への選択肢を拡大させることができます。

Monaco 6.1.1^ⅲ

ご施設からの標準化とパフォーマンスの向上に関するご要望をベースに製品開発を行い、スクリプトによる自動化と全体パフォーマンス向上を実現しています。それにより治療計画に要する時間を削減し、更なる標準化を目指しています。

モニタリングアプリケーションKaiku

がん治療後のモニタリングが、患者さんの生存率改善に寄与すると報告されています。今年のJASTROでは、新製品モニタリングアプリケーションシステムKaikuを初めてご紹介します。Kaikuはがん治療情報システム MOSAIQ OISとのデータ統合も実現、さらに展示会場ではご施設のニーズに合わせた自由度の高いソリューションをご紹介させて頂きます。

Gamma Knife Icon ^ⅳ

Leksell Gamma Knife Iconは脳内疾患専用の定位放射線治療機器で、ハードウェアの進化だけでなくソフトウェアも大きく進化しています。 治療計画装置レクセルガンマプランに搭載しているLightningソフトウェアは、治療計画の最適化項目を柔軟に変えることが可能で、複数の複雑なターゲットであっても指定したリスク臓器への線量をコントロールしながら、数分で治療計画作成が作成可能となります。
このLightningソフトウェアの高い再現性や短時間で治療計画が作成可能になることにより、治療時間短縮による患者への負担も大幅に改善可能となります。

Geneva ^ⅴ

アプリケータの組み立てをモジュール化してシンプルにし、また組織内照射の機構を搭載しています。腔内照射の標準化を目指したグローバルスタンダード(Embrace study)にも標準的に使われており、標準化と高精度治療を兼ね備えた新しい小線源治療装置です。
* Elekta Science Brief—Cervical Cancer LLFBX220222 ©2022 The Elekta Group.

「Hope for everyone dealing with cancer がんと闘うすべての患者さんに希望を」