プレスリリース

治療開始後1年を迎えた国内最初のVMAT施設

Tokyo, Japan, June 26, 2009

東京大学医学部附属病院はElekta が提供する革新的ながんに対する放射線治療方法であるVMATを日本で最初に開始し、約1年を迎えた。VMATは治療時間を短縮し、高精度に線量を制御できるため最大の治療効果を与えることができる。
2008年8月28日に東大病院はElekta社のSynergyを用いて、前立腺がんに対する日本で最初のVMAT治療を開始した。現在までに29名の前立腺がん、3名の頭頚部腫瘍に適用され、新規患者数は毎月6名に達している。

東大の中川准教授は「VMATは医療スタッフおよび患者のコストを下げる治療方法である」と述べている。「治療計画、検証、治療に必要な時間は従来の強度変調照射(IMRT)に比べ、大きく低減した。Elekta VMATはIMRTと比べ、MUを50%程度低減できる。」

Elekta Synergy とERGO++ 治療計画装置を用いた VMATは重要臓器をより効果的に避けた治療を実現し、治療時間も短い。VMATでは、ガントリーを回転させながらビームを照射中に、ガントリー回転速度、線量率、コリメータ角を同時に変化させることが可能である。

ERGO++は腫瘍だけに高線量を与えることができる複雑な治療計画を高速計算できる高性能アルゴリズムを装備している。この結果、腫瘍には最大の線量を与えつつ、隣接する重要臓器への線量を最小に抑えることが可能である。

東大病院でビームモデリングから線量検証までのVMATとERGO++に関する基礎的な研究を推進した結果、他施設へのVMAT展開は容易であった。

「Elekta VMATと日本は相性が良い。VMATは日本のお家芸である回転原体照射に基づいているため、容易に受け入れられる土壌がある。VMATは我々が求めていた治療技術と言える」と、中川准教授は述べている。

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   科学と技術の境界を広げ、ヘルスケア提供者と患者の双方に信頼を提供するインテリジェントでリソース効率のよいソリューションを提供しているエレクタは、生活を改善し、寿命を延ばし、さらには命を救い、将来を現在において可能にすることを目指している。
   現在、エレクタの腫瘍、神経外科ソリューションは世界の約5000の病院で使われており、毎日10万人以上の患者がエレクタ・グループのソリューションに助けられて診断、治療、フォローアップ治療を受けている。
   エレクタの従業員は世界で約2500人。本社はスウェーデンのストックホルムで、同社株式はノルディック証券取引所にEKTAbの記号で上場されている。